環境の変化にどう対応するか~光と影~
3月14日の北陸新幹線開業に向けて石川県や富山県ではその話題で持ちきり
ではないかと思う。一方、これまで首都圏との重要な足であった航空機の
利用が激減する可能性もある。実際に私の職場でも東京⇔金沢間の出張は
新幹線開業後は新幹線利用が求められている。
そして、先日のエアドゥの札幌と富山、小松、新潟間の路線廃止計画。
北陸3路線撤退へ=富山、小松は全日空に移管要請―エア・ドゥ (時事通信) - Yahoo!ニュース
これまで小松空港を利用していた石川県内の企業が新幹線利用に流れる
ことは必然。では、小松空港、富山空港の生き残りの秘策はあるのか?
新幹線が開業することで国内外から多くの観光客が訪れると県内の農産物
や食べ物の認知度も向上するであろう。そこで、TPPの行方にも影響を受けるが、
貨物のハブ空港として北陸エリアの海外との貿易の拠点を目指すとか。
または、日本へのリピーター海外観光客(東京や京都などを既に知っている)、
特にアジアの富裕層を狙ってLCCに特化するとか。
環境に適応し常に変わり続けることができるもののみが生き残れるのは生物
も社会も同じかもしれない。これからの小松空港の変化がとても楽しみです。